人それぞれが置かれている環境、
育った環境によって、
たとえ同じことを経験しても、感じ方、
受け取り方は異なるものです。
まったく同じ経験をしても感じ方が
それぞれ違うものなのですが、
人を指導する場合も同じでしょう。
法に照らしてピシリと指導することは
もちろん大切ですが、それと同時に、
まず相手の身になって「聞いてあげる」
ことが大事なのです。
相手の身になるということは、
もし自分がその人と同じ環境のもとに置かれたら、
やはり同じような考え方をし、
同じ行動をとるのではないか、
という大きな心というか、
ゆとりと慈悲心をもって接することです。