ものごとの受け取り方はさまざまです。
悲観的、否定的に受け取ることもできるし、
肯定的に感謝の心で受け取ることもできます。
事態をどう受け取るかによって、幸せな
人生にも不幸な人生にもなっていくのです。
私たちは、困ったことに出くわすと、
「大変だ、大変だ」と言いますが、「大変」とは、
大きく変わる、また、変われるときでもあります。
すなわち大きなチャンスに巡り合えたとも
いえるのです。
「窮すれば通ず」という言葉があります。
どうにもならないほど行き詰まると、
あることがきっかけとなり道が開けて
いくという意味です。
これは「易経」にある
「窮すれば変じ、変ずれば通ず」という言葉を
略したものだそうです。
つまり、大変なときこそ、いままでの見方から
脱却していくことが肝心であり、見方を変えていく
なかに活路が見いだされていくということです。