いまは人生八十年時代と言われます。
八百時間は切り捨てて七十万時間としてみますと、
職者の説によると、その半分の三十五万時間は、
寝たり、ぼんやりして過ごしているのだそうです。
ではあとの半分の三十五万時間は、
どのように使われているのでしょうか。
その方の計算によりますと、
小学校から大学まで学校で勉強する時間が
二万時間、仕事で働く時間がが八万時間、それから
通勤・通学に三万時間をかけているといいます。
これを三十五万時間から引きますと
「二十二万時間」が残ります。
これが、みなさんが自由に使える時間
ということになるわけです。
問題は、この時間をどう過ごすかです。
自分の欲望充足のためだけに使うか、
人生を実り豊かなものにするために使うか。
それはみなさんの自由です。
ということは、自己の責任を問われている
ことになるわけです。
二十二万時間をどう過ごすか。
だらだらと生きてしまうか、
充実感をもって生きるか。
人が決めてくれるのではなく、
自分の責任で決めなければならないのです。